ニュース 金融 作成日:2019年7月11日_記事番号:T00084567
シンガポール金融大手DBSグループのピーター・シア(佘林発)会長は10日、台湾法人である星展銀行(台湾)がグループ持ち株会社を引受先とする22億5,000万台湾元(約78億3,000万円)の増資を行うことを明らかにした。増資後の資本金は322億5,000万元となる。11日付工商時報が伝えた。
シア会長(左)は10日、台北市で記者会見を行い、DBSは台湾市場を重視していると語った(10日=中央社)
シア会長は「資金構造がより健全となり、台湾での業務拡大に役立つ」とした上で、台湾ではデジタルバンキングの展開を計画しており、今回の増資による調達資金は技術投資や人材育成に充てると説明した。
星展銀行(台湾)の林鑫川総経理は「オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のリテール部門を買収後、台湾での顧客は100万人を超えた。商品のラインアップも外資系銀行では最も整っており、全方位的な商業銀行になった。増資には董事会で全面的な支持が得られた」と述べた。
星展銀行(台湾)の昨年の税引き前利益は15億7,000万元で、今年も2桁台の増益を見込む。
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