ニュース 運輸 作成日:2019年7月11日_記事番号:T00084568
長栄航空(エバー航空)が10日発表した6月連結売上高は132億8,300万台湾元(約460億円)で前月比11.1%減、前年同月比17.4%減となり、過去1年4カ月で最低だった。客室乗務員の労働組合が同月20日から実施したストライキで打撃を受けた。11日付自由時報などが報じた。
エバー航空の労組は9日夜、同社ビル前に設けていたテントなどを撤去し、20日間にわたるストは終結した(9日=中央社)
6月連結売上高のうち、旅客輸送は71億6,600万元で、前月比12億4,700万元(14.8%)減少、前年同月比15億400万元(17.3%)減少した。
エバー航空は、ストによる7月9日までの欠航は735便(往復ベース)、同期間に失った売上高は約32億4,000万元に上ると説明した。7月の売上高にも影響を及ぼす見通しだ。
一方、中華航空(チャイナエアライン)の6月連結売上高は前月比5.5%増、前年同月比3%増の145億300万元で、1年4カ月ぶりにエバー航空を上回った。エバー航空のストにより一部便が中華航空に振り替えられたことが貢献した。
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