ニュース その他分野 作成日:2019年7月11日_記事番号:T00084571
上場・店頭公開企業の上半期売上高の合計は、前年同期比0.73%増の16兆2,976億台湾元(約56兆7,000億円)で同期の過去最高を更新した。上半期に台湾元が対米ドルで1.09%下落したことが売上高の押し上げにつながった。11日付工商時報が報じた。
上場・店頭公開企業の6月売上高は合計2兆7,593億元で、前月比2.07%減、前年同月比2.95%減だった。
6月売上高を企業別に見ると、過去最高を記録したのは67社で前月から2社減少した。このうち、バイオ医療関連企業が最多の13社を占め、半導体関連の11社が続いた。
ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、前年同月比20%を超える増収となり、今年に入って初めて前年同月比でのプラス成長を記録した他、半導体関連では多くの企業が過去最高を更新しており、アナリストは米中貿易戦争の影響が予想より小さい可能性があるとの認識を示した。
しかし、別の専門家は、中国の通信設備大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)に対する米国の事実上の禁輸措置の今後の行方や、アップルのスマートフォンの今年の新製品の販売見通しが明らかとなったとは言えず、今後も注視していく必要があると指摘した。
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