ニュース 電子 作成日:2019年7月11日_記事番号:T00084577
スマートフォン用カメラレンズ世界最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)がこのほど、経済部工業局から台中工業区での工場立体化計画の認可を取得した。投資額は29億6,700万台湾元(約103億円)で、延べ床面積を1,500坪拡張する。11日付経済日報が伝えた。
ラーガンは台中市に工場13カ所を保有しており、うち9カ所が自社保有、4カ所が賃貸物件だ。同社はうち2カ所を立体化する。
これに先立ち、行政院は工業区での工場立体化発展計画を決定しており、経済部工業局によると、8社が申請済みだ。
ラーガンはさらに2017年に操業を開始した本社そばの新工場の規模を拡張する他、台中市西屯区に取得済みの面積4,000坪余りの用地では建築許可を申請中。今年は3月までに西屯区、南屯区で計2区画を取得したばかりで、来年にも工場を着工する計画だ。
都市部に近い工業区では、工場用地の不足が深刻で、工場立体化の需要が高い。工業局は台湾全土で工場立体化により延べ床面積が914.57ヘクタール増え、生産額が3,161億元増加すると試算している。
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