ニュース 電子 作成日:2019年7月12日_記事番号:T00084584
国際半導体製造装置材料協会(SEMI)が11日発表した、2019年の台湾市場における半導体製造設備の販売予測額は前年比21.1%増の123億1,000万米ドルで、世界首位へと前年の3位から返り咲いた。12日付工商時報が報じた。
設備業者は台湾による世界首位奪回の要因について、ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が今年も100億米ドル以上の設備投資を維持するためと分析。7ナノメートル製造プロセスの生産ラインを増設し、極端紫外線(EUV)リソグラフィー技術を利用した7ナノ製品の量産を開始した他、5ナノ用設備の設置の動きを加速していると説明した。
その他の国・地域別の19年販売予測額は、中国が116億9,000万米ドル(前年比10.8%減)で、2年連続の2位だった。韓国は92億2,000万米ドル(47.9%減)で3位と、前年の首位から2ランク下がった。北米は63億2,000万米ドルと、前年比8.4%増と台湾に次ぐ増加幅で日本を抜いて4位に浮上した。5位の日本は61億4,000万米ドルで、35.2%減だった。
世界市場全体の販売予測額は526億9,000万米ドルで、18.4%減だった。
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