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ユニマイクロン、ABF基板の生産能力増強か


ニュース 電子 作成日:2019年7月12日_記事番号:T00084586

ユニマイクロン、ABF基板の生産能力増強か

 プリント基板(PCB)大手、欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)は11日、今年の設備投資を92億7,000万台湾元(約323億円)へと、従来計画に9億7,300万元(11.7%)追加すると発表した。市場では、アップル以外の顧客向けABF基板の生産能力増強に充てるとみられている。12日付経済日報が報じた。

 ユニマイクロンは今年5月に、今後4年以内に桃園市にABF基板工場を建設すると発表した。ABF基板生産能力は40%増える見込み。市場の観測によると、2021年に稼働する第1期生産能力は、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)傘下の深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)向け専用となるようだ。

 ABF基板生産能力は、ユニマイクロンの売上高の20%を占める。同社のハイエンド生産能力は台湾に集中しており、売上高の65%を占める。同社は第5世代移動通信(5G)時代に向け、IC基板生産能力を年内に219万フィートへと、39万フィート増強する予定だ。