ニュース 商業・サービス 作成日:2019年7月12日_記事番号:T00084594
学識者の試算によると、長栄航空(エバー航空)の客室乗務員による20日間に及んだストライキが観光業に与えた営業損失は、▽エバー航空、40億台湾元▽インバウンド業者、32億元▽旅行会社、20億元──で総額92億元(約323億円)に上った。12日付蘋果日報などが報じた。
静宜大学観光事業学系の黄正聡副教授は、インバウンド業者の損失額が多かったと指摘。ストによって約20万人の旅客が影響を受け、その4割に当たる8万人の訪台旅行者が計画変更を余儀なくされたためと説明した。
航空業者の6月売上高の減少幅は7.69%、旅行会社は2.36%だった。一方、宿泊業者は9%近い増収となった。ストで海外旅行に行けなくなった台湾人観光客が、域内旅行を選択するケースが増えたことなどが理由だ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722