ニュース 商業・サービス 作成日:2019年7月12日_記事番号:T00084595
スーパーマーケット最大手、全聯福利中心(PXマート)が提供するモバイル決済サービス「PXペイ」用スマートフォンアプリのダウンロード数が、5月24日のリリースから約1カ月半で200万件を突破した。台湾のモバイル決済用アプリ市場で、「LINEペイ」、全家便利商店(台湾ファミリーマート)の「マイファミペイ(My FamiPay)」に次いで3位となっている。12日付工商時報が報じた。
PXペイの導入で、30歳以下の若年層の会員比率が20%まで上昇した(11日=中央社)
全聯では当初、PXペイ用アプリのダウンロード件数について「2カ月で200万件、年内に320万件を目指す」としていた。予想より早く目標を達成できたことに謝健南同社執行長は、クレジットカードをひも付けできること、アプリ内にチャージ(入金)できること、ポイント還元率が高いこと、さらにダウンロードに対し一部店舗でティッシュペーパーや卵などをプレゼントして女性層の注目を集めたことが要因との見方を示した。
また、PXペイを使用すればお釣りを出す手間が省け、支払いがスピードアップする他、インターネット上で購入履歴や累積ポイント、統一発票(宝くじ付き公式レシート)を確認することができることから利用者が増えており、現在、全聯では支払い全体の33.5%が現金以外での決済となっている。
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