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上半期のマンゴー輸出量、昨年通年に迫る


ニュース 農林水産 作成日:2019年7月12日_記事番号:T00084598

上半期のマンゴー輸出量、昨年通年に迫る

 行政院農業委員会(農委会)の統計によると、上半期の台湾産マンゴーの輸出量は5,143トンに達し、昨年通年の5,201トンに迫った。農委会農業薬物毒物試験所(薬毒所)が昨年、主なマンゴー輸出先の韓国から海外の残留農薬検査機関として公認されたことで、韓国向けの輸出が伸びたことなどが貢献した。12日付自由時報が報じた。

/date/2019/07/12/14mango_2.jpgシンガポールでも台湾マンゴーは人気だ(11日=中央社)

 台湾産マンゴーの主な輸出先は韓国、日本、中国。韓国向けマンゴー輸出額は過去10年間、輸出先別で常に上位3位に入っていた。

 農委会農糧署によると、韓国が2017年に残留農薬基準を厳格化した影響で、同年の台湾産マンゴーの韓国向け輸出額は239万米ドルと前年比28.2%減少した。その後、薬毒所が韓国から海外の残留農薬検査機関として公認されたことで、韓国の税関で検査されるケースが減少し、昨年の韓国向け輸出額は419万8,000米ドルと75.6%増加した。