ニュース その他分野 作成日:2019年7月12日_記事番号:T00084599
行政院環境保護署(環保署)は11日、▽粒子状物質(PM10)▽二酸化窒素(NO2)▽二酸化硫黄(SO2)▽鉛──の汚染基準を最高で70%強化する内容の新たな空気品質基準(大気汚染基準)を発表した。年内にも実施する。12日付工商時報が伝えた。
改定は昨年8月に施行された改正空気汚染防制法(大気汚染防止法)に基づくものだ。今回の改定により、▽石炭を使用する工場や発電所、製鉄所▽重油を使用する工業用ボイラーを保有する事業所──など、約1万3,000カ所が影響を受ける見通しだ。
新基準では、▽PM10▽NO2▽SO2▽鉛──の、▽年平均値▽24時間平均値▽毎時平均値──の計測基準が変更された他、汚染基準が少なくとも20%強化される。
SO2汚染基準は、年平均1立方メートル当たり30マイクログラム(μg)から20μgへと33%強化される。さらに、毎時平均値は250μgから75μgへと70%強化される。
PM10の汚染基準は、年平均値が23%、24時間平均値が20%強化される他、自動車やバイクが排出するNO2の汚染基準は、年平均値は40%、毎時平均値は60%強化される。
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