ニュース 電子 作成日:2019年7月16日_記事番号:T00084635
金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)が再び品薄状況となっている。自動車用電子部品メーカー、通信事業者、ODM(相手先ブランドによる設計・生産)、OEM(相手先ブランドによる生産)などが需要期を控え、調達を活発化させているためだ。16日付工商時報が伝えた。
MOSFET市場は米中貿易戦争で末端需要が落ち込んだため、顧客企業が発注を手控え、今年上半期は供給が十分な状況が続いていた。しかし、日韓貿易対立などの市場環境の変化と手持ち在庫の解消に伴い、需要が再び高まった格好だ。
その結果、IDM(垂直統合型の大手半導体メーカー)の生産能力だけでは需要を賄えなくなり、▽杰力科技(エクセライアンスMOS)▽大中積体電路(シノパワー・セミコンダクター)▽富鼎先進電子(APEC)▽尼克森微電子(ニコ・セミコンダクター)──など台湾のMOSFETメーカーの受注が好転している。各社は下半期、業績が好調に推移するとみられる。
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