電子機器受託生産大手の緯創資通（ウィストロン）は、インドでアップルのスマートフォンiPhoneの旧型機種、iPhone7の生産に着手する。16日付電子時報がインド紙エコノミック・タイムズの報道として伝えた。
アップルは同国市場の入門機種をiPhone6sへとアップグレードにするのに伴い、▽iPhoneSE▽iPhone6▽iPhone6プラス▽iPhone6sプラス──の販売を停止。これに伴い今年３月、南部カルナータカ州ベンガルール（旧バンガロール）でiPhone旧型機種を生産するウィストロンに対し、iPhone6シリーズの生産を停止し、iPhone7に移行するよう求めていた。
新たに入門機種に位置付けられたiPhone6sの現地販売価格は約２万9,500ルピー（約４万6,400円）で、従来のiPhoneSEよりも３～４割高い。
