市場調査会社ＧｆＫの統計によると、宏碁（エイサー）は、米国、ブラジルなど６カ国で、ゲーミング（ゲーム用）ノートパソコンの５月市場シェアが首位だった。16日付工商時報が報じた。
首位だった市場は、▽米国▽ブラジル▽アルゼンチン▽コロンビア▽チリ▽ペルー──。コロンビアでは、出荷台数が前年同月の4.1倍で、市場シェアが51.7％だった。チリでは市場シェア44％以上で、首位を維持し続けている。
市場調査会社ガートナーやＩＤＣの調査によると、エイサーの第２四半期ＰＣ出荷台数は前年同期より減少したが、ゲーム用の▽ノートＰＣ▽デスクトップＰＣ▽モニター──などは２桁成長が続いている。上半期のゲーミング製品売上高は22％以上増加だった。
エイサーは今年のＰＣ事業を楽観している。ゲーミング製品の他、グーグルの基本ソフト（ＯＳ）搭載のノートＰＣ「クロームブック」や軽量薄型ノートＰＣを期待している。
