宏達国際電子（ＨＴＣ）が高雄市政府と共同で高雄市前鎮区の複合商業施設、大魯閣草衙道（タロコパーク）内に開設した、台湾最大規模のバーチャルリアリティー（ＶＲ）体験施設「KosmoSpot x VIVELAND（バイブランド）」が15日にリニューアルオープンした。16日付工商時報が報じた。
新しくなったバイブランドは、バックパック型のゲーミング（ゲーム用）パソコンとヘッドマウントディスプレイ（頭部装着ディスプレイ、ＨＭＤ）「VIVE Pro」を使用して、複数のユーザーが動きながらシューティングゲームを楽しめる大規模エリアや、２人対２人のＶＲゲーム対戦エリアを含め、７カ所の独立したスペースが設置され、改装前に比べ収容人数が20～30％拡大。台湾の開発チームによる５種類の新ゲームが追加された。
ＨＴＣはまた、今月下旬に台北市中正区の３Ｃ（コンピューター、通信、家電）製品大型販売施設「三創生活園区」の８階に、新店舗「VIVELAND 8D-ZONE」をオープンする。同店舗では多人数で楽しめる密室からの脱出ゲームなどが提供される。
