ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

フィットネスバイクの期美、台南に新工場建設へ


ニュース その他製造 作成日:2019年7月16日_記事番号:T00084646

フィットネスバイクの期美、台南に新工場建設へ

 フィットネスバイクの台湾最大手、期美科技(トニック・フィットネス・テクノロジー)の呉振華副総経理は15日、台南市の新吉工業区に工場を新設すると明らかにした。16日付工商時報が報じた。

/date/2019/07/16/08itri_2.jpg同社と工業技術研究院(工研院、ITRI)は、新工場をスマート工場のモデルケースとし、建設に協力する協定を交わした(工研院リリースより)

 新工場の敷地面積は約3,000坪で、第1期は来年第3四半期に稼働予定。今後4年でフィットネスバイクの年産能力を現在の30万台から100万台へと3倍以上に拡大する。投資額は16億台湾元(約56億円)。

 呉副総経理は、既存の台南工場では前工程加工と組み立てを中心に手掛けており、製品の99%以上は▽米国▽イタリア▽ドイツ▽英国──などに輸出していると説明。大口顧客の需要増に対応するため、新工場を建設すると表明した。

 期美科技は、米国のベンチャー企業にフィットネスバイクを供給している。

 同社の台湾投資計画は6月末、台商(海外で事業展開する台湾系企業)Uターン投資促進プラン「歓迎台商回台投資行動方案」の適用を認められていた。