ニュース 金融 作成日:2019年7月16日_記事番号:T00084652
中央銀行(中銀)は15日、台湾の市中銀行における人民元建て預金残高が3カ月連続で減少し、6月は過去5年半で最低の2,651億5,700万人民元(約4兆2,000億円)まで落ち込んだと発表した。5月に比べ31億2,100万人民元(1.16%)減少した。16日付経済日報が伝えた。
背景には人民元の預金金利が低下していることがある。個人顧客が中心の外国為替取り扱い指定銀行(DBU)での人民元建て預金残高は10カ月連続で減少し、6月時点で2,322億5,500万人民元となった。
中銀外匯局(外国為替局)によると、DBUでの人民元建て預金残高は個人口座、法人口座のいずれも減少しており、特に個人口座での減少が目立つという。中銀担当者は「人民元の預金金利が過去ほど高くないため、一部の投資家が定期預金を満期後継続せず、他の高収益投資に振り向けているためではないか」と分析した。
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