ニュース 電子 作成日:2019年7月17日_記事番号:T00084660
センサーチップ世界大手、STマイクロエレクトロニクスの生産能力不足により、センサーの供給不足の深刻化が伝えられる中、一部顧客が台湾サプライヤーに発注を切り替えているとの観測が出ており、矽創電子(シトロニクス・テクノロジー)や同社子会社、昇佳電子(センサーテック・テクノロジー)などが恩恵を受ける見通しだ。17日付経済日報が報じた。
観測によると、モバイル端末向けのセンサー需要が高まっている一方、新たな生産ラインの増設は進んでおらず、STマイクロは下半期、特に加速度センサーを納期通りに出荷することが困難になっているとされる。
昨年の加速度センサー出荷量が約3億セットだったセンサーテックは、今年は新たな顧客の獲得によって当初4億セット突破が予想されていたが、STマイクロからの転注効果によりさらに業績を伸ばしそうだ。
なお、センサー需要の高まりを受け、シトロニクスの6月連結売上高は12億200万台湾元(約41億8,000万円)と単月過去最高を更新。第2四半期通期では前期比36.9%増の35億700万元で四半期別の過去最高。上半期通期では60億6,900万元で同期の過去最高を記録した。
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