ニュース 電子 作成日:2019年7月17日_記事番号:T00084661
業界観測によると、中国の液晶パネルメーカー、恵科(HKC)傘下の重慶恵科金渝光電科技が今月から月5日の無給休暇を実施し、年末まで継続するもようだ。米中貿易戦争の一時休戦後も最終製品の需要低迷でパネル市場は供給過剰が続いており、聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)などのディスプレイドライバIC設計会社は、例年需要期である第3四半期も出荷が振るわず、前期比減少となる恐れがある。17日付自由時報が報じた。
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)は、米中貿易戦争は一時休戦となったが、下半期の最終製品の需要は依然弱いと指摘。また、米国から事実上の禁輸措置を受けた中国のスマートフォン最大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は出荷台数減少が予想されており、スマホ用パネル市場は供給過剰で価格下落が続くとの見方を示した。関連部品では、ディスプレイドライバICに価格下落の兆候が見られ、チップ・オン・フィルム(COF)基板は既に品薄状態ではなくなったという。
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