ニュース 電子 作成日:2019年7月18日_記事番号:T00084686
国家通訊伝播委員会(NCC)は17日、中堅通信キャリアの亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)が遠隔地86地区で第4世代移動通信(4G)サービスを展開する際、台湾大哥大(台湾モバイル)のネットワークに相乗りすることを認可した。通信キャリア同士のネットワーク共用が認可されたのは今回が初めてだ。18日付工商時報が伝えた。
NCCは同日、亜太電信と台湾大哥大の4G事業計画書変更を認可した。実際にネットワークを共用するには、両社によるネットワーク建設計画変更申請、関連設備の審査を経る必要がある。
NCCは台湾大哥大に対し、亜太電信の4Gユーザーへのサービス提供で差別待遇を行わないことを要求。亜太電信に対しては、86地区で台湾大哥大のネットワークを使用する可能性があること、ネットワーク切り替え時に一時的に接続が切れること、台湾大哥大のネットワーク利用には別途申請や追加料金が不要であることなどを顧客に通知することを求めた。
亜太電信は4Gサービス開始時にNCCの認可を得ずに台湾大哥大のネットワークを借用し、これまでに両社合計で1,470万台湾元(約5,100万円)の罰金処分を受けた経緯がある。
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