ニュース 機械 作成日:2019年7月18日_記事番号:T00084687
工作機械業界は第3四半期受注が冷え込んでいる。米中貿易戦争による先行き不透明感で、中国の顧客からの6~7月新規受注が減少した他、欧米の顧客は夏季休暇で7~8月の引き合いが弱いためだ。18日付工商時報が報じた。
工作機械大手、程泰機械(グッドウェイ・マシン)は、顧客が様子見のため、6月の台湾新規受注は1億台湾元(約3億4,600万円)ほど、7月受注状況も欧米の夏季休暇で良くないと説明した。手元にある受注は9億元まで減少し、受注見通しは第3四半期末までしか立っていない。
程泰集団傘下の亜崴機電(AWEAメカトロニック)は、米中貿易戦争の影響で、6月の台湾受注は2億元余り、中国受注は800万~900万人民元(約1億2,500万~1億4,100万円)だったと説明した。手元の受注は13億~14億元まで減少し、受注見通しは第4四半期初めまでしか立っていない。
東台精機(東台マシン&ツール)も、米中貿易戦争の影響で、中国受注が減少し、手元の受注が50億元近くまで減少したと明かした。
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