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中銀、不動産市場に慎重姿勢


ニュース 建設 作成日:2008年6月30日_記事番号:T00008469

中銀、不動産市場に慎重姿勢

  
 中央銀行は27日発表した2007年の金融安定報告で、不動産売買が冷え込みつつあり、銀行が住宅ローンの審査を厳しくしていることなどから、不動産市場に値下げ圧力が増しているとの認識を示した。28日付工商時報が伝えた。

 5大銀行の住宅ローン金利は昨年の平均が2.62%だったが、今年3月には2.76%と緩やかに上昇している。また、昨年末時点の不動産ローンの不良債権比率は1.54%で前年末を下回った。しかし、中銀は不動産市場の先行きに厳しい見方を崩しておらず、景気低迷に伴い、売れ残り物件が増えるとみている。

 一方、株式市場については、世界的な株安の影響を受け、「台湾の株価指数は激しく動揺しており、株式投資リスクが増している」との認識を示した。