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TPC興達発電所の設備更新、環評大会を通過


ニュース 公益 作成日:2019年7月18日_記事番号:T00084697

TPC興達発電所の設備更新、環評大会を通過

 行政院環境保護署(環保署)は17日、環境影響評価審査委員会大会(環評大会)を開き、台湾電力(台電、TPC)が興達発電所(高雄市永安区)で計画しているガス火力発電設備への更新計画を認可した。18日付聯合報が伝えた。

 TPCは、興達発電所にガス火力発電設備3基を新設する一方、既存の石炭火力発電設備の稼働を繰り上げ終了する他、大気汚染が深刻化する秋と冬には石炭火力発電設備のうち2基の稼働を中断し、残る石炭火力発電設備2基については石炭使用量を通常の7割に削減する対応を取る。

 環境団体からは「石炭使用の削減が秋冬に限られ、大気汚染の改善には程遠い」などの反対意見も出たが、環評大会は「環境への懸念はない」と判断した。