ニュース 公益 作成日:2019年7月18日_記事番号:T00084701
17日の台湾全土の電力消費量はピーク時で3,738万3,000キロワット(kW)となり、過去最高を更新した。沖縄県の先島諸島を直撃した台風5号(アジア名・ダナス)に流れ込む気流の影響を受け、各地で連日の猛暑となっており、電力消費量が拡大している。18日付工商時報が報じた。
台風5号の陸上警報は昨夜のうちに解除され、花蓮県の親水公園では18日、夏空の下で親子連れが水遊びを楽しんだ(中央社)
一方、17日の運転予備率は10.08%となり、電力の供給状況信号は余裕があることを示す「緑」(運転予備率10%以上)へと改善した。前日は8.73%で、逼迫(ひっぱく)を示す「黄」信号(6~10%)だった。台湾電力(台電、TPC)は、太陽光発電による電力供給能力が、同日午後に180万kW近くに上昇したことなどが貢献したと指摘した。
TPCは台風接近に伴う降雨で気温が下がることで、電力消費量の低下が見込まれ、週末まで電力供給は安定するとの予測を示した。
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