ニュース 電子 作成日:2019年7月19日_記事番号:T00084708
市場調査会社、IHSマークイットのレポートによると、印刷方式による有機EL(OLED)パネルは日本のJOLEDが来年、世界で初めて量産に入る見通しだ。台湾メーカーでは友達光電(AUO)が試験ラインを設置しており、2021年以降に生産を開始するとみられる。19日付工商時報が報じた。
印刷方式の有機ELパネルは、従来の白色有機ELパネル、蒸着方式の有機ELパネルに比べて生産コストの大幅削減が可能で、パネルメーカー7社が過去2年間に試験ラインを設置してきた。
IHSマークイットによると、印刷方式の有機ELパネルはまずIT(情報技術)製品向けの中小型パネルで応用される見通しだ。生産能力は20年の10万5,000枚から24年には130万枚へと12倍以上、面積ベースでは20年の20万9,000平方メートルから24年には730万平方メートルへと約35倍に拡大すると予想されている。
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