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金属筐体のケーステック、アップル効果で下半期楽観


ニュース 電子 作成日:2019年7月19日_記事番号:T00084709

金属筐体のケーステック、アップル効果で下半期楽観

 金属筐体(きょうたい)の鎧勝控股(ケーステック・ホールディングス)は、アップルのスマートフォンiPhone最新機種への供給などで、下半期は大幅な業績改善が期待できそうだ。第1四半期に6億6,400万台湾元(約23億円)の純損失を計上するなど、上半期は業績が不振だった。19日付経済日報が報じた。

 同社は2017年に主にiPhone用筐体の生産のために、150億元の設備投資を敢行した。ただ、これまでは低い良品率と出荷低迷に悩まされ、18年第1四半期以降、同年第4四半期以外は赤字だった。しかし、減価償却費の計上が今年第2四半期で完了したことが、下半期の好材料だ。

 不安要素は今年のiPhone最新機種の販売が振るわないことだ。ただ、同社の6月売上高からは、ノートパソコンやタブレット端末向けの筐体事業は引き続き非常に好調なことが分かる。