ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

アモイ湾光電城、太陽電池産業集約へ


ニュース その他製造 作成日:2008年6月30日_記事番号:T00008472

アモイ湾光電城、太陽電池産業集約へ

 
 福建省漳州市の招商局漳州開発区では、中台間の直航本格化に合わせ、面積600畝(約40ヘクタール)の「アモイ湾光電城」を整備し、台湾の太陽電池関連メーカーを誘致する計画が進んでいる。29日付経済日報が伝えた。

 香港上場の華基光電集団(チャイナ・ソーラー・エナジー)とナスダック上場のCTDC(中国科技発展集団)、台湾企業の中華聯合半導体設備製造(CUSEM)が共同でアモイ湾光電城に進出を計画している。

 開発区側は薄膜太陽電池工場など川上中心に企業誘致を進め、徐々に川下の太陽電池応用製品にも誘致対象を拡大したい構えだ。5年後に100億人民元(約1,550億円)の生産高を見込む。

 同開発区の投資誘致担当者は「直航の遅れで、開発も遅れてきたが、アモイと漳州を結ぶ廈漳大橋が4年後に開通すれば両都市は30分で結ばれ、直航で金門との結びつきも強まるので、現在はアモイ湾光電城の開発に最も適した時期だ」と述べた。