財政部は18日、2018年度の営利事業所得税（法人税）申告による納税額が3,792億2,100万台湾元（約１兆3,200億円）で、前年度に比べ346億5,000万元（10％）増加したと発表した。申告件数は2.4％増の93万9,000件だった。19日付経済日報が伝えた。
営利事業所得税の納税額が増えたのは、税率が17％から20％に引き上げられたことによるものだ。ただ、経済成長率が前年を下回った他、上場企業の収益が減少したことから、税収増は当初予想の500億元余りには及ばなかった。
また、総合所得税（個人所得税）の納税額は1,294億9,700万元で、前年度を145億4,000万元（10％）下回った。申告件数は0.1％減の629万7,000件だった。
