ニュース その他分野 作成日:2019年7月19日_記事番号:T00084726
国際決済銀行(BIS)が発表した6月の実質実効為替レート(REER)指数によると、台湾元のREERは韓国ウォンを6年連続で下回った。台湾の輸出価格競争力が為替レートの面で過去6年にわたり韓国を上回っていることを示す数字だ。19日付工商時報が伝えた。
6月の台湾元のREER指数は103.94に低下したのに対し、韓国ウォンは107.71に上昇。両者の差は前月の3.22から3.77へと拡大した。6年間に両者の差は最大13.72、最小1.07で推移した。
BISが集計するREER指数は各国通貨が主要通貨バスケットに対し、どれだけ変動したかを示すもので、指数が低いほど、輸出時の価格競争力が高いことを示す。
6月末の米中首脳会談が決まって以降、米ドル以外の通貨が反発し、台湾元は1.74%上昇したが、上昇幅は韓国ウォンの3.14%、ユーロの2.19%に比べれば小幅にとどまった。このため、台湾元のREER指数は逆に下落した。
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