ニュース 社会 作成日:2019年7月19日_記事番号:T00084729
2014年のヒマワリ学生運動で学生らを排除した台北市政府警察局の黄昇勇元局長が、当時学生らを支援していた周倪安元立法委員による自訴で殺人未遂罪に問われた裁判で、台北地方法院は18日、法律に基づき排除任務を遂行したものと認定して、黄元局長に無罪を言い渡した。19日付聯合報が伝えた。
台湾には犯罪被害者が刑事裁判を提起できる自訴制度が存在する。周氏は14年3月24日に学生らと共に行政院に向かったところ、警官隊による排除を受け、ろっ骨を折るなど大けがを負った。
ただ、台北地方法院は「排除に当たった警察官の一部は感情をコントロールできなかったか、市民を敵視する強権体制の思考が存在したため、比例原則に反して暴力を使い、少なくとも周氏ら42人を負傷させた」として、検察の捜査による真相究明を求めた。
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