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19年パネル設備投資、11%減予測=IHS


ニュース 電子 作成日:2019年7月22日_記事番号:T00084733

19年パネル設備投資、11%減予測=IHS

 市場調査会社、IHSマークイットの予測によると、パネルメーカーの2019年設備投資額は160億米ドルと、前年比約11%減少する見通しだ。有機EL(OLED)パネル投資額は80億米ドルに増えるものの、液晶パネル投資が減少すると見込まれている。22日付工商時報が報じた。

 設備メーカー、均豪精密工業(ギャラント・プレシジョン・マシニング、GPM)の葉勝発董事長は、米中貿易戦争の影響で、模様眺めムードが広がっており、製造業の投資意欲が減退していると語った。金属加工機などの関連生産額は30~40%減少、精密電子設備業の受注は20%減少と推測。不確定要素が多く、下半期の受注は不透明で、通年の設備業生産額は前年割れの恐れがあると述べた。

 GPMは、上半期売上高が18億9,800万台湾元(約66億円)で前年同期比26.37%減少した。志聖工業(CサンMFG)は24億400万元で12.04%減少、盟立自動化(Mirleオートメーション)は67億8,900万元で2.47%減少した。

 一方、晶彩科技(FAVITE)は13億5,600万元で前年同期比118%増だった。大口顧客からの調達が旺盛で、易発精機(イージー・フィールド)は9億5,000万元で20.5%増、東捷科技(コントレル・テクノロジー)は31億8,300万元で10.25%増、由田新技(Uテックゾーン)は12億8,900万元で6.33%増だった。