ニュース 電子 作成日:2019年7月22日_記事番号:T00084734
鴻海精密工業の劉揚偉董事長は先日、従業員との交流イベントで、鴻海グループの中核に▽IC設計▽人工知能(AI)▽金型──を据え、強化する考えを示した。劉氏は郭台銘(テリー・ゴウ)氏の退任に伴い、7月1日に董事長に就任した。22日付経済日報が報じた。
劉氏は、かつて金型の粗利益率は30%以上だったが、近年は競合の成長に伴い粗利益率が低下していると指摘。中核技術のリードを広げ、競争力を高め、粗利益率を引き上げる必要があると語った。ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が同業に2年の技術的リードを保ち、平均粗利益率50%を達成していることを例として示した。
劉氏は90分間にわたる交流イベントで、一般従業員からの質問に一つ一つ答え、拍手と笑い声に包まれた。ある従業員の声を受けて劉氏は、社内の提案を受け付け、すぐ対応し、職場環境の改善を図る仕組みを作ると約束した。
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