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自転車販売好調、Q3も供給不足へ


ニュース その他製造 作成日:2008年6月30日_記事番号:T00008475

自転車販売好調、Q3も供給不足へ


 自転車大手の美利達(メリダ)や最大手の巨大機械工業(ジャイアントMFG)は、ガソリン価格の上昇による自動車やバイクからの乗り換え需要を受けて販売が好調で、第3四半期も現在の供給不足状態が続く見通しだ。メリダの曽崧柱総経理は、同業界の好景気は始まったばかりで、世界的な省エネルギーブームの中、今後10年は見通しが明るいという見方を示した。30日付工商時報が報じた。

 メリダの第3四半期の受注台数は既に27万5,000台に上り、生産台数では前年比3割増の22万~23万台の見通しだ。昨年の台湾での販売台数は75万5,000台、今年1~5月の販売台数は前年比1割増の30万7,000台だった。今年通年では、前年比3~5%増の78万台を予想している。また、7月8日に台北市内湖に旗艦店をオープン。

 メリダやジャイアントは好調な受注のため、月休2~4日制にしたり、外部委託の生産台数を増やすなどして対応しているという。また、原料コスト増をオファー価格に転嫁したことで、第3四半期の平均販売価格(ASP)は前期比で1割上昇する見通しだ。