ニュース 政治 作成日:2019年7月22日_記事番号:T00084753
高雄市に19日午後に降った大雨で市内各地が冠水したにもかかわらず、韓国瑜高雄市長が当日夜、被災地を訪れずに食事会に出席していたことが批判を浴びている。21日付蘋果日報が伝えた。
韓市長20日午後、長靴姿で苓雅区の被災地を訪れ、水はけが良くなったのは、市政府の整備の効果と強調した(20日=中央社)
韓市長は20日午後になってようやく苓雅区の被災地を訪れたが、前夜の行動には触れず、矛先を中央政府に向け、「中央政府は高雄を責めてばかりだ」と述べ、行政院に対し、被災者に1世帯当たり3万5,000台湾元(約12万円)の補助金を支出するよう要求した。
これに対し、行政院のコラス・ヨタカ報道官は「中央は高雄を責めてばかりではない」とし、高雄市政府から支援要請があれば、行政院として全力で支援を行うと反論した。
国民党の総統候補に内定した韓市長は一挙手一投足が注目を浴びている。韓市長の今回の行動は、先の高雄市長選で韓氏に敗れた陳其邁・行政院副院長が19日、高雄市内で深夜まで排水ポンプ場の作動状況を視察するなどしたことと比較して報じられた。
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