ニュース 電子 作成日:2019年7月23日_記事番号:T00084760
発光ダイオード(LED)メーカーの光磊科技(オプトテック)は、今年の腕時計型装着型(ウエアラブル)端末「スマートウオッチ」向けセンサー部品の世界シェアが85%に達する見通しだ。米国顧客による新モデル投入の他、第2四半期から韓国と中国の大手ブランドなどに新規出荷したことが貢献し、受注見通しが11月まで立っている。センサー部品の出荷量は前年比20~30%増が見込まれる。23日付電子時報が報じた。
同社のセンサー部品は、スマートウオッチとリストバンド(腕輪)型端末向けを合わせた場合、シェア65%に達する見通しだ。
同社の月産能力は現在、センサー部品が約30億個で稼働率は90%以上とほぼフル稼働なのに対し、LED部品は25億個で稼働率は70~80%だ。競争激化による価格低下が進むLED部品から主軸を移しており、売上高構成比は▽センサー部品、60%以上▽照明製品、20~25%▽LED部品、15~20%──となった。
同社は車載用センサー部品の大型受注を見据え、第4四半期にも生産能力拡大を決定する。もともとドイツの自動車メーカーに供給しており、日本や欧州のメーカーの開拓を進めている。既に納期の協議に入った顧客があり、早くて第3四半期中にも出荷できる見通しだ。
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