ニュース 電子 作成日:2019年7月23日_記事番号:T00084761
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーの予測によると、32、55、65インチテレビ用パネル価格は8月に下げ止まり、中国テレビブランドの調達意欲が高まれば、10月までパネル価格は安定的に推移する見通しだ。23日付工商時報が報じた。
テレビ用パネル価格は4~5月は上昇したが、米中貿易戦争の再燃で6月に大幅下落し、7月も続落した。32インチパネル価格は2米ドル下落、55インチは5米ドル下落、第10.5世代工場稼働による供給過剰で65インチパネル価格は5~10米ドル下落した。いずれも原価を割り込んでおり、8月は下げ止まる見通しだ。一方、7月のモニター用パネル価格は下落幅が縮小し、ノートパソコン用パネル価格は下げ止まった。
邱宇彬ウィッツビュー研究副総経理は、国際ブランドが年末商戦に向けて在庫を積み増すため第3四半期は需要期で、パネル調達量は前期比20%増加すると予測した。中国ブランドは米中貿易戦争の影響でパネル調達量が前期並みだが、国慶節(建国記念日、10月1日)連休や独身の日(光棍節、11月11日)特売セールに向けてパネル調達意欲が高まり、パネル価格は8月に底打ちし、10月まで安定的に推移すると予想した。
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