ニュース 建設 作成日:2019年7月23日_記事番号:T00084768
米不動産会社、コリアーズ・インターナショナルの台湾法人、高力国際によると、台中市の高級賃貸オフィスの月間平均賃料が1坪当たり1,000台湾元(約3,500円)を超えた。高力国際は、指標となる中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)台中金融ビル(2018年完成)が平均賃料を押し上げたと分析した。23日付工商時報が報じた。
台中金融ビルの月間平均賃料は坪1,300元に迫っており、入居率は入居募集開始後の半年で5割を上回った。同ビルには中信金グループの企業の他、大手会計監査法人のデロイト・トウシュ・トーマツ台湾(勤業衆信聯合会計師事務所)の台中事務所などが入居している。
高力国際によると、台中金融ビルのある第7期再開発区「新市政中心専用区」の18年賃貸オフィス空室消化面積は1万7,000坪で、月間平均賃料は坪928元から943元へと約1.7%上昇した。
高力国際投資部の黄正忠執行董事は、「新市政中心専用区」のオフィス供給総面積は20万坪以上で、17年比で7万坪以上増加したと指摘。企業の国際業務の拡大などで、国際レベルのオフィスや本部用の需要が増えており、▽オンラインサービス業▽ソフトウエア・ハイテク業▽銀行保険業▽業務転換中の従来型産業──の需要が高いと分析した。
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