ニュース 商業・サービス 作成日:2019年7月23日_記事番号:T00084769
通信キャリア最大手の中華電信は、マルチメディア・オンデマンド(MOD)サービスのチャンネル構成決定権が、規制緩和で2004年のサービス開始以来初めて同社に認められたことを受け、8月に独自のチャンネル構成やチャンネルプラン構成を開始する他、契約者が自由に視聴チャンネルを選べるプランを導入する。23日付工商時報が伝えた。
中華電信はこれまで、チャンネル構成やチャンネルプラン構成を代理業者に委ねていたが、今後は既存のチャンネルプランを除き、直接、配信事業者との交渉が可能になる。これにより、これまで中華電信のMODでは視聴できなかった主要チャンネルも配信が可能となる見通しだ。
中華電信はまた、契約者が自由に視聴チャンネルを選べる三つのプランを導入する計画だ。月額料金は、20チャンネルで200台湾元(約700円)、50チャンネルで300元、190チャンネルで350元となる予定で、ケーブルテレビ(CATV)事業者で月額500~550元で視聴できるチャンネル数が100余りなのに対して大幅に安く、競争激化を招くことは必至だ。
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