華碩電脳（ＡＳＵＳ）は23日、中国でゲーミング（ゲーム用）製品サブブランド「ＲＯＧ玩家共和国」のスマートフォン第２世代機種「ROG Phone II」をはじめ、▽パソコン▽モニター▽マザーボード▽ビデオカード▽ヘッドセット──などの新製品を一挙に発表した。24日付工商時報が報じた。
ＡＳＵＳは、京東商城や騰訊控股（テンセント・ホールディングス）と共同で中国ゲーム市場を開拓する（同社リリースより）
「ROG Phone II」は通信販売サイトの京東商城（ＪＤドットコム）での予約者数が24日午後３時半時点で108万人に達しており、ＡＳＵＳが中国で発売するハイエンドスマホとしては過去最高の人気となっている。
ＡＳＵＳの許先越共同執行長は、中国での予約者は早ければ31日、台湾では８月１日以降に受け取れると説明。中国、香港、台湾での発売後、第４四半期にかけて販売拡大が見込めると話した。
証券会社は、初代モデル「ROG Phone」の１四半期当たりの出荷台数は１万～１万5,000台だったが、「ROG Phone II」の予約者数は予想を大きく上回っており、初回出荷台数は初代モデルの２倍以上になると予測した。
