ニュース 金融 作成日:2019年7月24日_記事番号:T00084797
中央銀行(中銀)の23日発表によると、政府系銀行5行は6月の設備投資や運転資金向け新規融資が急増した。台湾Uターン投資を促進する「歓迎台商回台投資行動方案」の適用が認められた台商(海外で事業展開する台湾系企業)向け専用の融資プランや、優遇利率が貢献しているもようだ。24日付経済日報が報じた。
▽台湾銀行▽台湾土地銀行(LBOT)▽合作金庫商業銀行(TCB)▽華南商業銀行▽第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)──の5行は、6月の設備投資向け新規融資が699億3,000万台湾元(約2,430億円)で、前月比25億3,000万元(3.75%)増加し、過去6カ月で最高だった。輸送機器の購入、土地建築融資(通称・土建融)、協調融資(シンジケートローン)などの大企業向けが多かった。利率は1.829%と前月比0.009ポイント低下した。
運転資金向け新規融資は7,390億4,000万元で、前月比2,446億3,000万元(49.5%)増加し、過去5カ月で最高だった。政府や政府系企業向け融資が多かった。利率は1.246%と前月比0.147ポイント低下した。
中銀関係者は、政府系5行に限らず、他の銀行も新規融資が増えていると指摘した。
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