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自動車・二輪車
作成日：2008年6月30日_記事番号：T00008480
裕隆日産、09年モデルを値上げへ
裕隆日産汽車の呉新発総経理は27日、原料価格の高騰や、部品メーカーの相次ぐ値上げを受けて、「自動車メーカーは値上げをせざるを得ない限界ラインに来ている」として、2009年モデルの新車の販売価格を値上げする考えを示した。現段階で値上げ幅は決めていないものの、下半期に５％前後で行われる見通し。28日付蘋果日報が報じた。
域内自動車各社は、鋼材やタイヤなど原料・部品の値上げが続く中、市場の低迷から過去２年間、新車価格の値上げを抑制して、コストを自社で吸収してきた。一方、輸入車では既に08年型モデルから、ベンツとＢＭＷが1.8～2.2％、フォルクスワーゲン（台湾総代理・太古標達汽車）が平均1.5％、プジョー（台湾総代理・宝嘉聯合）が6.21％の値上げを行っている。
裕隆日産は同日、高級輸入車「インフィニティＭ35」のモデルチェンジタイプの発表を行った。今年はＳＵＶ（スポーツ・ユーティリティ・ビークル）の「EX35」のモデルチェンジタイプのほか、下半期にはインフィニティの「FX35」と「FX50」のモデルチェンジタイプの投入も予定しており、高級輸入車の今年の販売台数は昨年比２割増の1,200台を目標としている。
