ニュース その他製造 作成日:2019年7月24日_記事番号:T00084801
経済部統計処が23日発表した6月の工業生産指数は107.02ポイントで前月比1.4%下落、前年同月比0.39%下落した。ただ、6月として過去3番目に高かった。24日付工商時報などが報じた。
製造業生産指数は106.78ポイントで前月比1.77%下落、前年同月比0.61%下落した。前年同月比の下落幅は、前月より縮小した。統計処の王淑娟副処長は、▽半導体の先進製造プロセスの受注好調▽サーバーやネットワーク機器の台湾生産増加──が要因と述べた。
製造業生産指数のうち電子部品業は111.73ポイントで、6月としての過去最高を記録した。前年同月比2.81%上昇し、6カ月連続のマイナス成長から脱した。中でも、半導体業は118.52ポイントで9%上昇と、6月として過去最高の上昇幅を記録した。
コンピューター・電子製品・光学製品は140.03ポイントで前年同月比23.18%上昇と、9カ月連続の2桁成長だった。
一方、液晶パネルと部品業は、前年同月比14.87%下落した。他の主な産業も▽化学原材料業、3.56%下落▽ベースメタル業、9.79%下落▽機械設備業、20%下落▽自動車と部品業、2.33%下落──と軒並み下落した。
王処長は、米中貿易戦争や日韓貿易対立で見通しが不透明ながら、下半期は需要期で電子製品の発売が増える他、▽第5世代移動通信(5G)▽人工知能(AI)▽モノのインターネット(IoT)──など新分野向け生産が増えると予測した。
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