国民党の総統候補に決定した韓国瑜高雄市長は23日、聯合報の取材に対し、注目される副総統候補の人選について、「国際感覚があることが最優先の条件で、通商にも一定の理解があることが求められる」とした上で、「これまで副総統の役割は軽視されてきた。自分の補佐役は与えられる権限が間違いなく史上最大になる」と述べた。24日付同紙が伝えた。
韓市長（右）は、これまでの副総統は存在しないも同然のこともあったと指摘した（23日＝中央社）
韓市長は、副総統にはできるだけ国際会議に出席してもらうとし、「台湾の総統の外交空間は非常に狭く、総統も行政院長も自由には動けないが、副総統は生きた駒になる。総統が副総統をどう位置付けるかによる」と副総統重視の姿勢を打ち出した。
