ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ソニーの52型液晶TV、11万元引き下げ


ニュース 家電 作成日:2008年6月30日_記事番号:T00008481

ソニーの52型液晶TV、11万元引き下げ

 
 台湾ソニーは27日、フルハイビジョン液晶テレビ「ブラビア」W、V、S各シリーズの新製品を発表した。このうち新しく投入されるWシリーズ52インチ型(8月上旬発売予定)は、従来のXシリーズ同型より約11万元安い10万9,000台湾元(約38万円)での販売となる。これにより同型では奇美(CHIMEI)や歌林(コリン)の9万9,900元、Vizioの8万9,900元に迫り、域内ブランド各社に衝撃を与えている。28日付工商時報が報じた。

 これまでソニーの52型の価格は21万9,000元で、一般消費者には手の届きにくい水準だった。52型市場では奇美がシェア4割を占めているのも価格が大きな要因だったが、今回ソニーの大幅な価格引き下げにより、奇美は警戒感を強めている。

 「ブラビア」新製品発売を受け、先週対応策を検討した奇美は、「ソニーの価格引き下げによる域内ブランドへの圧力は強いが、奇美電子(CMO)などグループ企業の支援を生かしソニーの独走は許さない」と対抗していく構えだ。

 またソニーはSシリーズでも、40型を2万7,000元引き下げ4万7,900円で、32型を2万9,900元まで引き下げて販売する。