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CCFLの啓耀、年末に月産2千万本に


ニュース 電子 作成日:2008年6月30日_記事番号:T00008483

CCFLの啓耀、年末に月産2千万本に

 
 奇美集団の冷陰極蛍光ランプ(CCFL)メーカー、啓耀光電(GIOオプトエレクトロニクス)は、今年の年末段階で月産能力が現在の1,500万本から2,000万本へと拡大し、業界首位の威力盟電子(ウェリーパワー)に迫る見通しだ。30日付工商時報が報じた。 

 さらに同社は第3工場の建設にも着手しており、来年第1四半期に設備搬入、第2四半期の量産を予定している。第1段階の月産能力は2,400万本の計画。

 威力盟は現在、台湾と中国に36本の生産ラインを設け、月産能力は2,400万本、世界市場全体の10%を占める。CCFLは昨年、供給過剰で30~50%の大幅な価格の下落が起きたため、同社は新規設備投資に慎重で、今年新設する生産ラインは2本にとどめる。一方、発光ダイオード(LED)分野では今年、パッケージングの生産能力を従来の3,000万個から5,000万個へと拡大する。

 なお、ディスプレイサーチによると、CCFLは第3四半期、供給過剰率の見通しは、第3四半期が11%、第4四半期が16%となっている。また、価格の下落率は20~30%に縮小する予想だ。