ニュース 電子 作成日:2019年7月26日_記事番号:T00084834
半導体メモリー世界2位、韓国のSKハイニックスは25日、メモリー価格の低迷、米中貿易戦争、日韓貿易対立などの影響で、第2四半期営業利益が前年同期比89%減少したと発表した。第4四半期よりDRAM生産能力の縮小に着手する他、NAND型フラッシュメモリーの減産幅を従来の10%から15%に拡大する。メモリー市況の好転に貢献し、▽南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)▽華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)▽群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)▽威剛科技(Aデータ・テクノロジー)▽旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル、MXIC)──など台湾の同業にも恩恵が見込まれる。26日付経済日報が報じた。
SKハイニックスの減産拡大表明に先立ち、米マイクロン・テクノロジーは減産幅を従来の5%から10%に拡大すると表明した他、東芝メモリはNAND型フラッシュメモリー工場での6月中旬の停電により一部ラインが停止したことで、第3四半期の出荷が減少する見通しだ。NAND型フラッシュメモリーの世界市場で合計約50%のシェアを占める3社がそろって出荷量を大きく減らす見通しで、需給改善による価格反発も期待される。
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