ニュース 電子 作成日:2019年7月26日_記事番号:T00084836
パワーマネジメントICメーカー、虹冠電子工業(チャンピオン・マイクロエレクトロニック)の大株主が会社法の規定に基づき、25日に招集した臨時株主総会で、現経営陣に反対する蔡高忠氏らの勢力が経営権の奪取に成功した。26日付経済日報が伝えた。
反対勢力は虹冠電子に8.21%を出資するIC設計メーカー、松翰科技(ソニックス・テクノロジー)の支持を背景に役員改選に擁立した董事7人、監察人2人の候補全員が当選した。蔡氏は虹冠電子の大株主である他、松翰科技の独立董事(社外取締役)を務めている。松翰科技は虹冠電子との提携を希望していたことから蔡氏支持に回った。
役員改選の結果を受け、蔡氏は25日、虹冠電子の董事長に就任した。今年1月に就任した柯抜希董事長による経営体制は短命に終わった。
蔡氏は「決して投機ではない。(董事への)当選は責任の始まりだ」と述べ、コーポレートガバナンス(企業統治)の徹底や経営効率の向上などに努めていく姿勢を強調した。
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