ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年7月26日_記事番号:T00084839
中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は25日、8月域内向け、輸出価格の全面値上げを発表した。熱延と溶融亜鉛めっき価格は1トン当たり300台湾元(約1,000円)、冷延は500元、輸出価格は30米ドル引き上げた。5月以来の値上げとなった。26日付工商時報が報じた。
値上げ後の取引価格は、▽熱延、1トン当たり1万8,000元▽冷延、2万1,000~2万2,000元──、輸出価格は540~550米ドル。
韓義忠董事長は、値上げは原料価格の高騰の他、▽中国最大手の宝武鋼鉄集団▽台塑集団(台湾プラスチックグループ)とCSCなどのベトナム合弁、フォルモサ・ハティン・スチール(台塑河静鋼鉄興業、FHS)──や日米メーカーが鉄鋼価格を引き上げたためと述べた。
中鴻鋼鉄は、米中貿易摩擦が和らぎ、市場の不確定要素が減少すれば、購買意欲を刺激する他、第4四半期には需要期が到来すると、やや楽観視している。
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