ニュース 医薬 作成日:2019年7月26日_記事番号:T00084843
国家実験研究院(国研院)は25日、▽同院儀器科技研究中心(ITRC)▽医華生技(サイトオーロラ・バイオテクノロジーズ)▽ICテスティング(検査)の久元電子(ヤングテック・エレクトロニクス、YTEC)──が共同開発した卵巣がん細胞のバイオ検査システムについて、麗宝グループ傘下の麗宝生医から3年間、20億台湾元(約70億円)の受注を獲得したと発表した。26日付工商時報が報じた。
循環がん細胞検査技術は難易度が高く、米FDAの販売認可は過去15年で1例にとどまる(国研院リリースより)
同システムは▽バイオチップ▽細胞解析技術▽人工知能(AI)──などを活用し、血液中の循環がん細胞の数量、種類を検査して卵巣がんの早期発見、治療に役立てるものだ。
医華生技の黄忠諤董事長は、過去2年間に台安医院(台北市)と彰化基督教医院(彰化市)で、同システムを利用して600件以上のがん細胞のサンプル分析を行ってきたと説明。中国がターゲット市場だが、台湾でも衛福部食品薬物管理署(TFDA)に認可申請を行っており、来年は米食品医薬品局(FDA)にも臨床試験の申請を行うと明らかにした。
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