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CPC永安LNG基地拡張、東京ガス子会社が受注


ニュース 石油・化学 作成日:2019年7月26日_記事番号:T00084844

CPC永安LNG基地拡張、東京ガス子会社が受注

 東京ガスの100%子会社、東京ガスエンジニアリングソリューションズ(比護隆社長、TGES)は25日、台湾中油(CPC)から、高雄市永安区の液化天然ガス(LNG)受け入れ基地拡張計画における基本設計業務(FEED業務)を受注したと発表した。年内にFEED業務を実施する。

/date/2019/07/26/06CPC_2.jpg永安LNG受け入れ基地は90年に稼働し、過去2度の拡張工事を経ており、現在、台湾最大規模だ(同社リリースより)

 TGESは、前身の東京ガスエンジニアリングが1979年にCPCのLNG導入計画を支援して以来、永安LNG受け入れ基地建設時のLNG地下タンクの技術コンサルタント業務も受注するなど、CPCと良好な関係を築いている。今回のFEED業務受注は、基本設計から基地運用までを1社で担えるTGESのエンジニアリング力が高く評価された結果との考えを示した。内外のLNG受け入れ基地建設における数多くの基本設計業務や、LNGタンクエキスパートとしての業務、およびLNG受け入れ基地の運用実績に裏付けられたものと説明した。

 台湾は、環境保全の観点から天然ガス火力発電の割合を50%まで引き上げる方針で、今後も天然ガス需要の堅調な伸びが見込まれる。