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郭台銘氏の総統選出馬要求、支持者が署名運動


ニュース 政治 作成日:2019年7月26日_記事番号:T00084855

郭台銘氏の総統選出馬要求、支持者が署名運動

 国民党の総統選公認候補を決める予備選で韓国瑜高雄市長に敗れた郭台銘(テリー・ゴウ)鴻海精密工業前董事長の支持者が集まるフェイスブック(FB)グループ「郭台銘粉絲老虎軍団」は25日、郭氏の総統選出馬を求める署名運動を開始し、初日だけで50を超える企業、団体、立法委員候補者などから賛同を得たようだ。国民党関係者は、郭氏が離党して出馬することになれば、国民党支持者の票が割れ、民進党公認候補の蔡英文総統と、総統選に出馬する可能性がある柯文哲台北市長(無所属)に有利になると指摘した。26日付蘋果日報が報じた。

 「郭台銘粉絲老虎軍団」に「いいね!」をした人数は1万5,000人近い。同グループの顧問を務める陳平和氏は「韓市長には総統にふさわしい品格、能力、気概がない」と話した。

 郭氏は国民党予備選の結果発表後、海外旅行に出ているが、日本滞在中に6歳までの子供を国家で養う政策を再び提起しており、総統選出馬の可能性が指摘されている。

 なお柯市長は、郭氏が出馬しないことを自身の出馬の条件としているとの観測が出ている。